2021.03.11
関西版マグロに賭けた男達2021冬
まいどです!モリカワです!
2月はライトゲームとマグロしか行ってないというギャップ萌え。
400gのジグをしゃくった翌日1gのジグ単ちょんちょんしてたり。
ということで今回は最近流行りのトンジギことビンチョウマグロジギングに行ってきた回です。
トンジギとは、ヒレの長いビンチョウマグロのことをトンボと呼ぶ地域があり、トンボジギング→トンジギと呼ばれてます。
ライトゲームはアジとメバルが釣れてますちょいちょい。
釣りレポート
今回も三重県へ行って来ました。
前回の志摩沖とは違い今回は尾鷲沖になります。
お客様2人と僕の友達3人と僕の6人でチャーターしました。
昨年から予約を入れていたのですが、その日が近づいても釣果はイマイチで焦ってましたw
12月頃からシーズンインし、2月頃までは数は釣れないけど大きいのが釣れやすい時期、2月後半ごろから4月ぐらいまではサイズ出ないけど数釣れるといった感じです。
前回12月後半に行った時も数は船中1本でしたがサイズは18kgとまあまあサイズでした。
といことで数釣れないかもだけど一発勝負に賭けて出船!ファーファー
港からポイントまで約40分と言ったところでしょうか?
とりあえずこの辺で反応あるからやってみて~とのこと。
10分程しゃくってちょっと移動しまーすのアナウンス。
5分程走って再開。
5分程しゃくってまた移動しまーす。
で、その移動中にナブラ出てる!
カツオのナブラが出ててるではありませんか!
さて、通常、トンジギ便でお願いした場合はナブラが出ても追ってくれません。
僕達もそれは承知の上で、僕が過去に届く範囲で5分以上キハダマグロのナブラが出てるのに投げる道具が無くて指を咥えて見てるしかないという生き地獄に遭遇したことがあるので、それ以降は一応キャスティングタックルも持ってくるようにしていたのです。
ナブラが出たのが移動中だったというのとチャーターだったというのと道具があったという偶然が重なり、ちょっとだけ投げる感じに。
まあカツオのナブラなので小さめのルアーをセットしカツオナブラへ向かっていると、
「キハダ!キハダ!!キハダ!!!」
なんということでしょう。
突然、キハダマグロのナブラが出だしたではありませんか。
船長もスイッチ入っちゃってそっちへ走ります!
ベイトは7cm程のカタクチイワシです。
大きなボールになってそこへ10kg~70kgクラスのキハダマグロが頭上げてボイルしています。
ルアーを大きいのに変えてナブラの中へ!
その数投目。
出たあ!!!
一呼吸入れて合わせます!
モリカワ、ヒット~
さて人生2度目のキハダマグロ。
前回とは違う落ち着きよう。
10分程の格闘に終止符を打つモリのいでましです。
船長の正確なモリ撃ちにて俺の勝ち。
なんで負けたか、明日まで考えといてください。
そしたら何かが見えてくるはずです。 ほな、いただきます。
っしゃああああ!!!!!
長さに対して少し細い40kg弱でした。
ヒットルアーはディークロウのビーコン180。
僕はこの1匹でとりあえずキャスティングタックルを持ってない友達に交代。
ここで船長からも改めてトンジギの時はほんまは追わへんからね!と忠告。
と言いながら次のナブラを探す船長。
圧倒的感謝(泣)
さて、キャスティングタックルを持って来てはいるものの万が一の為という設定だったのでこうなると準備が足りない!
皆、持って来てるキャスティング用ルアーは2~3個w
先ほどのはナブラのド真ん中にキャストが入ったので食いましたがベイトサイズとは合っていません。
僕以外は皆未経験者で船の揺れ、風、マグロを目の前にした興奮でキャストもなかなか決まりません。
こうなるとマッチザベイトしてるなど条件がハマればそこまで難しかくはないのですがベイトは小さなカタクチ。
Oh…
そこで現れたリライズ130S!
ここからこれを持ってたお客様が火を噴く!!!
まずは10kgクラスのヒッサゲを2本!
(ごめんなさい1本は僕の携帯で写真撮ってませんでしたm(__)m)
そして極めつけは~
50kgにせまる極太キハダ!!!!!
イワシ団子にはやっぱりシンペンですな・・・
俺ら誰も持って来て無・・・
一人持ってました!
シンペン投げえ!!!
ハイィィ!!!キマシター!!!
カツオでしたw
友達がもう1本カツオを追加して終了。
この他にも僕が2回すっぽ抜け、友達が1ブレイク1バラシと他にもチャンスはありましたがモノにできず(泣)
こんな良い日に僕たちみたいな素人集団で船長に申し訳ない(泣)
ということでまさかのジギング15分で1日キャスティングで終わりましたw
2回目
満を持して今回はジギングします。今回は志摩沖です。
元々は別エリアで青物ジギングの予定でしたが風で中止。
という事で午前中は風速7~9mというババ荒れ。
ジグ400gでもまあまあ流れます。
糸を200mぐらい出して水深140mぐらい?それでも数回落とし直すともう無理なので回収・・・えぐ。
400gをしゃくる事より回収がえぐい。
なので僕は電動ウィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
午前中はノーヒット。
午後から風が緩くなり300gでいい感じに。
あ~ええかんじや食ったあ!!!
友達にヒット!
ジグはシャウトのランス300g。
そして立て続けに2本目!
(漁港帰ってきてから撮りました)
どちらもランス300gのシルバー系でした。
そしてこの2匹目のファイト中に僕もヒット!
ラインが140m程でたとこでヒットしフッキングからのツッコミ!
来たで来たで~・・・・・・???あれバレた???
上がってきてるわ!!追いつかん!てか上がってきすぎじゃない!?!?!
ジャババアアバババババババアアババアアアアアン!!!!!!
バカでかいカジキでした。
そのまま300m巻いてるラインを全て出されそうになり、止めたらリーダーの所で切れました。
えぐいてぇ…
そしてこのカジキでやる気が出たさっきまで船酔いで寝てた友達がジグ落としたらヒット。
なんと対費用効果の良い釣りなんでしょうか。
この後また別の友達が3連続ヒットの3連続バラシにて納竿となりました。
船中3本と今の時期にしては少し寂しい釣果ですが帰りに寄った温泉が100点だったのでOKです。
帰って道具洗って気づきました。
歯型入ってるやん・・・いつのまに・・・
電動は楽ですがやっぱり手巻きの方が感度はいいですね。
タックルの紹介
トンジギではスピニング、ベイトどちらでもOKです。
ジグが200g以上乗せられるロッドにPE3~4号が300m以上入るリール。
使用するジグは300g前後ですがあまりバシバシしゃくらないのでオーバーしちゃってますが僕はそれでやってます(自己責任で)
最近では電動ジギングも流行っています。
ジグが重いのと水深も深いので圧倒的に楽です。
フックはシングルをリア、フロントに1本ずつ。
フックが増えると掛かりは良くなりますがバレやすいです。
12月や1月の渋い時期は数少ないアタリをまずは掛けることが重要なのでリア、フロント共にツインが良いそうですが今みたいに反応が多い時はシングルの方が良いです。
モリカワタックル
ロッド:フォキートイカリFB64-5/ゼナック
リール:オシアジガーFC1500HG/シマノ
ライン:PE3号+ナイロン60lb
ジグ:200~400g
キャスティングで狙うキハダは専用ロッドにPE5~8号を巻いた10000~18000番リール。
食ってるベイトや出てる魚のサイズに合わせてタックルを換えられれば理想です。
1本しか無理!という場合は120g前後まで投げられるロッドに14000番に6号が無難です。
僕達も基本はそれです。
ロッドはヒラマサ用でもいいですが曲がり方などやはりマグロ用とは違うのでできれば専用が良いです。
最近はどちらもいける物も多いです。
ルアーはペンシルやポッパーの18cm前後の大きめの物と15cm前後の小さめの物、12cm前後のシンキングペンシル辺りは必要最低限です。
今回はトンジギの名目だったのでシンペン持ってませんでしたすみません(泣)
モリカワタックル
ロッド:トビゾーTC80-80G/ゼナック
リール:ツインパワー14000XG/シマノ
ライン:PE6号+ナイロン100lb
ヒットルアー:ビーコン180/ディークロウ
まとめ
最近は1日中釣れてるほど好調なビンチョウマグロ。
船中30本近く釣れクーラーに入らず早上がりというのも多いぐらいよく釣れてます。
ジギングでは10kg前後が多いですがキャスティングだと30kgクラスを筆頭に20kgクラスの良型がよく釣れています。
夢があるのはキハダですが、食べて美味しいのはビンチョウだと僕は思います。
キハダはやはりチャンスは少ないですが釣れてるのは釣れています。
ちなみにどちらも家で捌きました。
マグロの良い所は自分が釣れなくてもだれか釣れりゃ分け前が当たるということですw
小型のビンチョウと言っても10kgぐらいありますからねw
そんなビンチョウマグロが今めちゃくちゃ釣れてます。
船の予約とる方が難しいんじゃねえかというほど釣れてます。
青物の3号タックルとかでも行けるのでぜひともチャレンジしてみてください!
キハダが釣りてえ・・・